ブレイクダンスを見たことがある人は「うわっカッコいい!あんな風に踊れたらいいな〜」と思うもの。そして、実際にブレイクダンスにトライしてみたことがある人は「うわっ、見た目よりもずっと難しい・・私には無理・」と思うもの。そうなのです、ブレイクダンスは重力を感じさせないほどに体をさかさまにしたり横にしてみたり、クルクル回転するなど、アクロバットな動きがふんだんに取り込まれています。

 

まるでコンピューターグラフィックを使って特撮映像を作っているかのようにも見えるブレイクダンスの動きを実現するためには、体重を腕や頭で支えるための筋力が必要となります。そして、筋力だけではなく、超人的なポーズを作るための柔軟性やバランス感覚も必要不可欠。ブレイクダンスには、エントリーと呼ばれる立ち技もありますが、より重力に逆らってアクロバットな動きを披露できる技は、フロア技と呼ばれていて、より難易度が高いテクニックです。

 

ブレイクダンスの大会が開催されるといつも話題になるのは、やはり「重力」。
「ダンサーって重力ないのかな?」
「おいおい、重力に抵抗して、あんな動きはどうやったらできるのか?」
「重力を完全無視した動きがすごすぎる!」
「僕もブレイクダンスをするけど、さすがにあの動きは人間じゃ無理」
のように、ダンサーたちの華麗な技を真似したくても重力のために到底無理な人たちの書き込みなどで、ネットはいつも盛り上がります。

 

人間は誰でも重力がかかっているので、重力に逆らった体勢を作るためにはかなりの筋力が必要になりますが、その筋力を作るためには、普段からかなりハードな筋トレを行わなければいけません。鉄棒を使った懸垂、腕立て伏せ、腹筋などの筋トレを行うだけでなく、腕の筋肉で支えられるぐらいの体重に維持する必要もありますよね。

 

見ている人に重力のことを感じさせないダンステクニックを身に着けるなら、普段から筋トレに励み、たくさんの技を練習してマスターしてくださいね。