ストリート系のダンススタイルとして確立されているブレイクダンス。クラシックバレエのように決まった踊り方があるというわけではなく、様々なテクニックを自分なりに組み合わせたりアレンジさせながら、その場の気持ちで踊るというエンターテイメント性の高いダンスとしても人気があります。

 

テレビや大会などでブレイクダンスを見ると、さかさまになったりクルクル回ったりしながら、アクロバットな動きが華麗に披露されたりすることも多いですが、エンターテイメント性の高い動きはかなり難易度が高いので、ブレイクダンスを始めたばかりの初心者にとってはキツイかもしれません。初心者は初心者にあった基礎をしっかりマスターしながら、少しずつレベルアップにトライしていったほうが良いでしょう。いきなりハードな技に挑戦しようとすると、怪我をしてしまうことにもなるので気を付けてくださいね。

 

ブレイクダンスは腕をどうするとか足をどうするといったテキストがあるわけではありません。理想的なのは、やはり目で見て動きを真似すること。ブレイクダンスを始めたストリートの人たちも、見よう見まねで踊っていましたから、初心者にはぜひその方法がおすすめです。教室に通ってステップや基本的な動きをしっかり教わるのも良いですし、自宅で動画などを見ながら、動きを合わせていくのも良いでしょう。最初から軽快にスピーディに踊れる人はいませんから、練習に練習を重ねることが、ブレイクダンスの基礎をマスターするための秘訣かもしれませんね。

 

初心者がぜひマスターしたいブレイクダンスの基礎テクニックにもいろいろなものがありますが、その中でも基礎の基礎となるのが、トップロックというステップ。初めてでも何回か練習をすればできるようになりますし、立ったままステップを踏めるので比較的入りやすい技なのではないでしょうか。トップロックはブレイクダンスの中では初心者が最初に覚えるステップの一つです。知らないと驚かれてしまうので、ぜひ最初に基礎ステップとしてマスターしてくださいね。