エンターテイメント性が高いブレイクダンスは、少しだけでも踊り方を知っていれば、何か余興を求められた時にも重宝できそうなダンススタイル。実際に恰好よく踊るためには、かなりの筋力や柔軟性、リズム感などが必要になりますが、子供から大人まで、興味や関心を持つ人が絶えない人気のダンススタイルとしても知られています。

 

全国にたくさんあるダンススクールの中には、ブレイクダンスを専門に学べる教室もたくさんあり、子供たちが体を動かしながら将来のダンサーを目指して頑張る姿も見かけられます。そういったスクールには、初心者の大人はあまり見かけませんが、大人の初心者でも十分に楽しむことができるので、興味がある人は自宅ででも少しずつ練習してみてくださいね。

 

ブレイクダンスの初心者には、とてもベーシックな動きからマスターしていくとよいでしょう。いきなり路面に頭を付けてグルグル回ろうとしても、それは無理というものです。初心者は、あまり技術がなくても様になる動きをマスターし、そこから少しずつレベルアップを図るようにしたいですね。

 

初心者におすすめの動きには、「トップロック」「チェア」「六歩」などがあります。具体的にどんな動きなのかは、Youtubeなどでチェックしてみましょう。動画を何回も繰り返して見ながら動きをマスターしていくと、意外とすんなりと決まるかもしれませんよ。一つ一つの動きが自然にできるようになったら、これらの動きをコラボレーションさせて踊ってみると良いでしょう。例えば、トップロック→アップロック→ツイストにトライしたり、6歩→スイーピン→6歩など、基本的な動きに何かをプラスアルファすることで、ブレイクダンスというダンスとして恰好よく決まっていきます。

 

ブレイクダンスは、特に決まった踊り方などがあるわけではありません。一つ一つの動きを自分の体に覚えさせながら、その場の気分や流れでテクニックを組み合わせていくことができます。オリジナリティのあるダンスを作りやすいですし、その人のレベルに合わせて誰でも踊ることができるので、夫婦や家族で一緒にブレイクダンスを始めてみるのも楽しいかもしれませんよ。